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もう3月

 

 

屋根裏に誰かいるんですよ。都市伝説の精神病理 (春日武彦河出文庫

 屋根裏に誰かが居る。そんな話や設定を小説やドラマなりで見かけたことがあるとは思う。私もぱっと既視感が先に現れる話だとは思うが、こいう発想は実際にある。「屋根裏に誰かが潜んでいて、外出中に物を盗んだり、動かしたりしている。」それまで問題もなく受け応えもはっきりしている人からそんな話が飛び出してくることがあるらしい。精神科医の著者が実際に伺っていった例やミステリ、都市伝説、実際の事件などを織り交ぜながら家庭や家、人々に潜む歪みを考察している。著者自身の経験やサブカル等の知識が膨大にあり、引き出しの多さが目立ち独特の構成になっている一冊だった。

 

・CONTROL (PS4

  PS Plusエクストラのプラン中にあったので以前から気になっていたのでDLしてみた。ローカライズがエキサイト翻訳感が抜けきらず、終始違和感が残り続けていたがそれ以外は面白かった。特殊なオブジェクトを通じてサイコキネシス的な能力や浮遊、バリアなど…の能力を得て戦ってく。戦闘は補助的な設定を付けられるものの全体的に若干難しめに設定されており、ギリギリを戦っていく感覚が楽しかった。ステージについても場所の転換やギミックが歩き回っていてとても楽しいステージがいくつもあり(オーシャンビューホテル、灰皿の迷路とか)ストーリーが進んでいくにつれて行ける場所が増えていく度に「次はどんなところに行けるんだろう?」といったワクワク感が何度もあった。翻訳がもっとしっかりとあればなぁと何度も惜しいぞという気持ちになる。

 

FINAL FANTASY Ⅹ(HDリマスター)(PS4)

 CONTROLと一緒でPS PlusエクストラのプランからDLした。PS2で大昔(小学校低学年くらい?)に触ったぶりくらいだったので、その時は道に迷った記憶しかなかった。どちらかというとX-2の方が長く触っていた記憶があるが、OPのシーンが大好きで繰り返し何度も見ていた。自分にとってのベスト映像作品リストを作るなら確実に入っている。もうほぼ初見の状態でXをプレイしていたが、やいのやいのと家族と当時の記憶を掘り起こしながらテレビを前にしてゲームを遊ぶというこの歳になってあまり無いことをする事ができた。

 

バイオハザードRE:4 chainsaw demo(PS4)

  はじめてのバイオハザードWiiでプレイしたバイオハザード4だった。時は流れて、PS5も発売される中でリメイク版が発売されることになるとは夢にも思わなかった。

 今回の体験版は特にプレイ時間の制限などは無く何度もプレイできる仕様になっていた。その分なのかなんとも難易度か高めにあるように感じていた。単純にグラフィックが綺麗になったのもあるだろうけれども、村人の描写の生々しいグロテスク具合が見ていて「わ!ヤダな〜!」と言いたくなるものになっていた。特に第一村人に地下で襲われるところでの動きが自分の想像以上にグロくて文字通り本当に悲鳴を上げた。怖かったね…。

 Wii版をかなり何度もプレイいていたゲームで記憶にかなり残っているゲームだから、どんな風にリメイクされて作られているのか発売が楽しみ。(リヘナラドールもいるの体験版をプレイするまで忘れていたので、今から出てくるのかと思うと怖い)

 

 本編を購入したのでプレイしているけれども、かなりやり込んだゲームでも改めてギャァギャァ言いながらプレイしている。改めて作られた世界観が新鮮で「こんな風になったんか〜」みたいなのんびりした気持ちではいられない、大勢の村人たちに追いかけ回される。ちょっと難しいなくらいの難易度がちょうどいいと感じる懐かしくも新しいサバイバルホラーゲームだなぁと思っている。(ところで、今作トラバサミ多くないっすか)